
押し入れの奥に、何十年もしまったままのレコードはありませんか?
聴くこともないのに、捨てるのは気が引ける。もしかしたら値打ちがあるかもしれない。そう思うと、なかなか手をつけられないものです。
わが家にも、夫が結婚前から持っていた昭和のLPレコードがありました。断捨離の一環で、ネットの宅配買取に出してみたところ、査定は約10枚で9円。ほぼ1枚1円の計算です。期待していた金額にはまったく届きませんでしたが、ゴミにせずに手放せたと、今は前向きに受け止めています。
- 宅配買取でレコードを手放す流れ
- 約10枚で9円だった査定の結果
- 1枚1円になる理由の考察
- 宅配買取が向く人と向かない人
- 家族のレコードを処分するときのコツ
レコードの処分に迷っている方が、買取に出す前に知っておくと気持ちがラクになる話です。
押し入れに眠る昭和のLPレコード

わが家のレコードは、夫が独身のころに買い集めたものでした。結婚してからは一度も聴かれることなく、押し入れの奥にしまわれたまま。家の中を見直す断捨離の中で、久しぶりに目に留まりました。聴かないのに場所だけとっているモノの代表だったのです。
夫が結婚前から持っていたLP
レコードは、夫が結婚前から持っていたものです。夫の持ち物なので、処分は夫に確認してから進めることにしました。
20年以上しまったままの約10枚
枚数は10枚ほど。20年以上、だれも手に取っていませんでした。見た目はきれいなままでしたが、それは使われていなかった証拠でもあります。
レコードプレーヤーのない暮らし
そもそも、わが家にはレコードプレーヤーがありません。聴く道具がないのだから、この先聴くこともない。夫に確認すると処分に賛成してくれたので、手放すことにしました。
宅配買取を選んだ3つの理由

レコードの処分方法を検索すると、SNSにも買取業者の広告が次々と出てくるようになりました。「ものによっては高価買取」という言葉も目に入ります。口コミを見比べても、どの業者も似たり寄ったり。そこで、よく見かけた業者のネットの宅配買取に申し込みました。今思えば、何社かに見積もりを出してもらって比べればよかったのかもしれません。けれどそのときは、手間をかけずにサクッと処分したい気持ちのほうが強かったのです。選んだ決め手は、期待と手軽さでした。
有名なアーティストならもしかして
中には、有名なアーティストのレコードもありました。人気のある歌手なら、値段がつくかもしれない。保存状態もきれいだったので、ひそかに期待がふくらみます。
ネットだけで終わる手軽さ
申し込みから査定の連絡、入金まで、手続きはネットで済むのも魅力でした。出かけるのは、荷物を出しに近くの営業所へ行く1回だけです。
箱も送料も業者が用意する仕組み
送るための資材は業者から届き、送料は着払いで業者の負担。こちらの持ち出しがない仕組みです。
宅配買取でレコードを手放す流れ

宅配買取で私がやったことは、ネットで申し込む、届いた箱に詰める、近くの営業所から送る、の3つだけです。家にいながら、ほとんどの手続きが終わります。わが家の場合の流れを、順番に紹介します。

ネットで申し込みと本人確認
まず、業者のサイトから申し込みます。買取には、身分証明書などの本人確認書類が必要です。わが家は、書類を撮影したデータをアップロードしました。
届いた箱に詰めて着払いで発送
回収用の資材が届いたら、レコードを詰めます。あとは、運送会社の営業所に着払いで持ち込むだけ。箱を探したり、送料を払ったりする手間はありませんでした。
翌日に届いた査定のメール
荷物を送った翌日には、査定が終わったというメールが届きました。
査定結果は1枚1円の計算

メールに書かれていた査定額は、9円でした。約10枚なので、ほぼ1枚1円の計算です。有名なアーティストのレコードもあり、状態もきれいだったので、正直なところ拍子抜けしました。勝手にふくらませた期待とは、大きな差があったのです。
期待がふくらんだ有名アーティスト
送る前は、いくらになるだろうとわくわくしていました。有名なアーティストだから、という思い込みが、期待をどんどん大きくしていたのだと思います。
約10枚で9円という現実
9円という数字を見て、「それ、振込手数料のほうが高いやろー」と、思わずつっこみました。
キャンセルせずそのまま買取へ
キャンセルもできましたが、それもめんどうで、そのまま買い取ってもらうことにしました。後日、口座に9円が振り込まれ、取引は終わりました。
1枚1円になる理由を考えてみた

がっかりしたあとで、なぜこの金額になったのかを考えてみました。査定の基準は、私には分かりません。けれど、宅配買取の仕組みを思い浮かべると、少し納得できることもあります。業者の側から見ると、この取引自体が赤字かもしれないのです。ここからは、あくまで私の想像です。
箱・送料・振込を業者が負担する仕組み
資材を送り、着払いの送料を払い、振込までする。業者には、査定額よりずっと多くの費用がかかっています。どんなものでも引き取ってくれるだけ、ありがたいのかもしれません。
数が多く出回っているレコード
人気のあったレコードは、それだけたくさん作られて、たくさん出回っています。有名だからといって、珍しいとは限らないのだと気づきました。
お店への持ち込みなら違ったかも
街の中古レコード店に持ち込んでいたら、もう少し値段がついたかもしれません。ただ、お店まで行く時間と交通費を考えると、差はほとんどなかったのではと思っています。
宅配買取が向く人と向かない人

今回の経験から、宅配買取は「高く売る方法」ではないと感じました。一方で、「手間をかけずに、捨てずに手放す方法」としては、とても便利です。何を大切にしたいかで、向き不向きが分かれます。レコードの処分方法を、私なりに比べてみました。

少しでも高く売りたい人には不向き
お金が目的なら、宅配買取は期待しすぎないほうが安心です。何社かに見積もりを出して比べたり、気になる1枚があるならお店で直接相談したりするほうが、納得できる結果になりやすいと思います。
手間なく片づけたい人には向いている
押し入れを空けたい、とにかく片づけたい。そんな人には、箱に詰めて営業所から送るだけで終わる宅配買取が合っています。金額はおまけと考えれば、がっかりすることもありません。
ゴミにせず次の人へつなぐという考え方
9円でも、レコードはゴミにならずに済みました。もしかしたら、だれかの手に渡って、大事に聴いてもらえているかもしれません。そう思うと、この取引にも意味があったと感じられます。
レコード処分のよくある質問

レコードの処分を考え始めると、捨て方や売り方、家族のことなど、いろいろ気になるものです。私も手放すまでに、あれこれ迷いました。実際にやってみて分かったことを、よくある疑問への答えとしてまとめます。
古いレコードをごみに出すとき
レコードをどのごみに出すかは、住んでいる自治体によって違います。自治体のごみの分け方を確かめてから出すと安心です。
宅配買取の業者を選ぶとき
口コミを見比べても、どの業者も似たり寄ったりでした。少しでも高く売りたいなら、何社かに見積もりを出して比べるのがおすすめです。申し込む前に、キャンセルしたときの決まりも見ておくと安心です。
宅配買取に必要なもの
わが家で必要だったのは、本人確認書類と、代金を受け取る銀行口座です。送るための資材は業者から届いたので、自分で用意したものはありませんでした。
査定後にキャンセルしたいとき
キャンセルの決まりは、業者によって違います。返送料がかかることもあるので、申し込む前に確かめておくと安心です。わが家は、キャンセルするのもめんどうで、そのまま買い取ってもらいました。
家族の持ち物を処分するとき
家族の持ち物は、必ず持ち主に確認してから処分しましょう。わが家は夫の了解をとってから進めました。夫に任せていたら、大事にしているわけでもないのに、処分がめんどうで一生取っておいたと思います。持ち主がOKなら、段取りは代わりに引き受けるとスムーズです。
レコード処分のまとめ

夫の昭和のLPレコードは、宅配買取で約10枚9円になりました。金額だけ見れば残念な結果です。けれど、押し入れが空き、ゴミにもせずに手放せた。それが、この取引のいちばんの価値でした。
- 20年以上しまったままの約10枚
- ネットだけで終わる宅配買取
- 査定は1枚1円の計算の9円
- 高く売るより捨てずに手放す方法
- 家族の持ち物は持ち主の了解から
押し入れで眠っているレコードがあるなら、まずは持ち主に「手放してもいい?」と声をかけてみませんか。高く売ることにこだわらなければ、宅配買取は、手間をかけずに次の人へつなげる手放し方です。

