
ぷっくり膨らんだモバイルバッテリー、どう捨てたらいいか困っていませんか?
膨らんだモバイルバッテリーは、家電量販店の回収箱には入れられません。わが家はコジマで断られ、業者に聞けば見積もりは1万円から。そこで足が止まり、9か月も手元に置いたままでした。
結局、横浜市の資源循環局の事務所に持ち込んだら、無料で回収してもらえました。予約はいらず、名前や住所も聞かれず、1分ほどで終わります。遠回りしたぶん分かったことを、順番にまとめます。
- 膨張したモバイルバッテリーの捨て方
- コジマの回収ボックスで断られた理由
- 9か月置いていた反省と保管の注意
- 横浜市の事務所に持ち込んだ手順
- 膨らんでいない電池の出し方
膨らんだバッテリーを前に、どこへ持っていけばいいか分からない。高いお金を払うしかないのか。
私も捨て方が分からず、リビングのカウンターに置いたままにしていました。あとになって、あのまま置いていたら危なかったのかな、と思うようになります。
膨張バッテリーの捨て方

先に答えをまとめます。膨らんだモバイルバッテリーは、お店の回収箱ではなく、住んでいる自治体の案内に従って捨てます。
お店の回収箱には入れられない
家電量販店などにある回収箱は、小型充電式電池のリサイクルをしているJBRCの仕組みです。JBRCは、外装が膨張・変形・破損した電池を回収の対象外としています。わが家が断られたのも、この決まりのためでした。
横浜市は区の資源循環局事務所へ
横浜市の公式サイトでは、膨張・破損したものはごみの集積場所に出さず、各区の資源循環局事務所に直接持ち込むよう案内しています。資源循環局は、横浜市でごみとリサイクルを担当する部署です。事務所の場所と電話番号は、同じページの一覧で確かめられます。
わが家は無料・予約なし・1分
実際に持ち込んだときは、無料で、予約もいりませんでした。名前や住所など個人情報は何も聞かれず、引き渡しは1分ほどで終わっています。わが家が当たった3つの処分先を比べると、次のとおりです。
| 処分先 | 結果 | 費用 |
|---|---|---|
| 家電量販店(コジマ)の回収ボックス | 膨らんだ1個だけ断られた | ― |
| 膨張バッテリーの処分業者 | 見積もりだけで取り消した | 最低1万円から |
| 横浜市の資源循環局事務所 | その場で回収してもらえた | 無料 |
コジマで断られた理由

2024年の夏、家じゅうの断捨離をしたときのことです。家中から発掘してみたら、モバイルバッテリーが7個も出てきました。
使っていない5個を処分へ
最近使っている2個以外は古いので、5個を処分することにしました。そのうち1個は、見つけたときにはもう、ぷっくりと膨らんでいたのです。
コジマの回収ボックスへ
調べると、家電量販店で使用済みの小型充電式電池を回収していると分かり、コジマに5個まとめて持ち込みました。膨らんでいない4個は、そのまま引き取ってもらえています。
膨張した1個だけ断られた
ところが、膨らんだ1個だけは引き取れないと言われてしまいました。お店の意地悪ではなく、膨張したものは回収の対象外という決まりなのだそうです。

捨てられずに9か月放置

持ち帰った膨張バッテリーを前に、さて、どうしたものか。ここから長い足止めが始まります。
忘れないようにカウンターへ
しまい込むと忘れてしまいそうで、いちばん目につくリビングのカウンターに置いておきました。正直に言うと、「なんか怖いな」と思う程度で、爆発したらどうしよう、というほどの危機感はありませんでした。
買った店には頼めない
ネットで買ったもので、お店の名前も覚えていません。買った店に引き取ってもらうという道も、ありませんでした。
調べても見つからない方法
秋が過ぎ、冬が過ぎ、春も終わりかけたころ、ようやく重い腰を上げました。けれど調べても、これだという方法がなかなか見つかりません。
今思えば必要だった保管の工夫
あとから公式の情報を読んで、カウンターにそのまま置くのはおすすめできない置き方だったと知りました。膨らんだバッテリーを手元に置くときの注意は、次のとおりです。
わが家は運よく何も起きませんでしたが、早めに処分先を見つけるのがいちばんの対策でした。
業者の見積もりは最低1万円

こうなったらお金を払ってでも、と考えました。ところが聞いてみた金額は、思っていたよりずっと高いものでした。
AIで調べた処分費の目安
AIの検索サービスで調べると、異常のある電池は4400円ほどかかる場合がある、という答えでした。5000円くらいなら仕方ないか、と思ったのです。
電話で聞いた最低1万円
膨張したバッテリーの処分をうたう業者さんに電話すると、「膨らみ具合を見ないと分からない。最低1万円から」とのこと。上限を尋ねても、答えはありませんでした。
1000円の電池に1万円
ひとまず無料の見積もり訪問を予約しましたが、たしか1000円くらいで買った電池です。処分に1万円は、どう考えても高すぎました。
横浜市の事務所に持ち込み

ここからは、ほとんど執念でした。検索する言葉を変えて調べ直すと、ようやく道が見つかります。
言葉を変えて見つけた方法
「膨張したリチウムイオン電池を資源循環局の事務所に持ち込んだら回収してもらえた」という記事を見つけました。
電話で受付を確かめた
さっそく事務所に電話で確かめると、月曜から土曜の日中なら予約不要・無料で受け付けているとのこと。受付の日や時間は変わることもあるので、行く前に電話で聞いておくと安心です。
袋にも入れずそのまま運んだ
歩いて行ける距離だったので、散歩がてら持って行きました。バッテリーは、袋にも箱にも入れず、そのまま手に持っています。今思えば、上で紹介した金属のふた付きの容器に入れて、ぶつけないように運べばもっと安心でした。
1分で終わった引き渡し
事務所では、名前も住所も聞かれず、1分ほどで引き渡しが終わりました。ただ「ずいぶん膨張しましたね〜」と一言いただき、あのまま置いていたら危なかったのかな、と思いました。とりあえず無事に処分できて、肩の荷が下りました。
膨らんでいない電池の捨て方

わが家の残り4個のように、膨らんでいないものは、捨て方がずっと簡単です。
お店の回収ボックスに入れる
わが家の4個は、コジマの回収ボックスで引き取ってもらえました。横浜市も、公共施設や販売店にある「小型充電式電池リサイクルボックス」は今後も使えると案内しています。
横浜市は燃やすごみの日に「電池類」
横浜市の公式サイトによると、横浜市では2025年12月から、モバイルバッテリーを週2回の燃やすごみの日に「電池類」として出せるようになりました。
出す前に端子をテープで絶縁
横浜市の公式サイトでは、電池はできるだけ使い切り、端子(金属の部分)をテープなどで絶縁してから出すよう案内しています。わが家のように回収ボックスに入れるときも、使い切ってから持って行くと安心です。
- 電池類だけをまとめて、一つの袋に入れる
- 燃やすごみやプラスチック資源の袋に混ぜない
- 電池が外せない小型家電(手持ち扇風機など)は、同じ日に別の袋で出す
- 膨張・破損したものは出せない(事務所へ持ち込む)
膨張電池のよくある質問

わが家が迷ったことと、あとから公式の情報で確かめたことをまとめます。
押して元に戻すのはNG
押して戻そうとするのは、やめておきましょう。消費者庁は、モバイルバッテリーに強い衝撃や圧力を加えないよう呼びかけています。膨らみは異常のサインなので、気づいたら使うのをやめて、処分の準備をします。
置いたままにするときの注意
わが家は9か月置いてしまいましたが、おすすめはできません。手元に置くあいだは、NITEが案内しているように金属製の容器に入れてふたをし、高温の場所を避けてください。
ほかの家電量販店での回収
お店の回収ボックスは、膨張したものは対象外が基本です。2026年夏に携帯会社が始めたモバイルバッテリーの店頭回収でも、膨張していないものだけが対象とされています(BCN)。お店が独自に受け付けていることもあるので、持ち込む前に問い合わせてみてください。
横浜市以外での捨て方
扱いは自治体ごとに違います。お住まいの市区町村の公式サイトで「膨張 電池」と調べるか、ごみの窓口に問い合わせてみてください。
業者に頼む場合の注意
料金の上限や内訳を、頼む前に確かめることが大切です。わが家は自治体で無料と分かり、見積もりの予約は取り消しました。
膨張バッテリー処分のまとめ

膨張したバッテリーは、ひとりで抱え込むほど困るものでした。まず自治体に聞く。遠回りして分かった、いちばんの近道です。お高い処分料を払わずに済んで、めでたしめでたし。
- 膨張した電池はお店の回収箱では回収不可
- 横浜市は区の資源循環局事務所へ持ち込み
- 無料・予約なし・個人情報なしで1分
- 置いておくなら金属のふた付き容器に
- 膨らんでいない電池は燃やすごみの日に電池類
引き出しの奥に、使っていないモバイルバッテリーは眠っていませんか。膨らんでいるものがあれば、まずはお住まいの自治体に出し方を聞いてみてください。お金をかけずに、肩の荷が下ろせるかもしれません。捨て方に困るものでは、中身の残ったスプレー缶の処分もしました。
本記事は、筆者が2025年の春から初夏にかけて、横浜市で膨張したモバイルバッテリーを処分したときの体験と、公開されている情報(2026年10月時点で確認)をまとめたものです。回収の方法や受付時間は自治体によって異なり、変更されることもあります。処分の際は、お住まいの自治体の最新情報をご確認ください。

