
炊飯器がない暮らしなんて、不便そうだと思いますか?
わが家には、もう15年も炊飯器がありません。ご飯は毎回、ストウブの鍋で炊いています。
きっかけは、東日本大震災のときの計画停電でした。電気を使わずにご飯を炊こうと、ガスコンロとお鍋で炊いてみたのが始まりです。震災の影響が薄れても炊飯器の生活には戻らず、1年ほど使わないまま手放しました。今は2合を炊いて一食ずつ冷凍し、レンジで温めて炊き立てのご飯を食べています。
- 炊飯器を手放したきっかけ
- 陶器の鍋からストウブに替えた理由
- ストウブで2合を炊く手順
- 一食ずつの冷凍保存
- 炊飯器なし生活15年のよかったこと
炊飯器の置き場所に困っている方や、鍋炊きのご飯に興味がある方に読んでほしい、わが家の台所の話です。
炊飯器なし生活15年のきっかけ

炊飯器を手放そうと、最初から決めていたわけではありません。始まりは、2011年の東日本大震災のときでした。電気を使うことにためらいがあり、ご飯をガスで炊いてみたのです。それが、気づけば15年続く習慣になりました。ここでは、炊飯器なし生活が始まった流れをお話しします。
計画停電に備えて始めたお鍋ご飯
震災のあと、計画停電が発表されました。テレビはつけず、充電式のラジオで情報をとっていました。電化製品を使うのをためらい、炊飯器ではなくガスコンロとお鍋でご飯を炊くことにしました。
停電を免れても戻らなかった炊飯器
結局、私の住む地域は計画停電を免れました。震災の影響が薄れても、炊飯器を使う生活には戻りませんでした。
1年使わずに手放した炊飯器
もともと炊いたご飯は炊飯器で保温せず、おひつに移すか冷凍していました。炊飯器で炊かなくてもいいかな、と思っているうちに1年ほどたち、一度も使わないまま炊飯器とはサヨナラしました。
陶器の鍋からストウブに替えた理由

お鍋でご飯を炊き始めたころは、陶器のご飯鍋を使っていました。けれど、使い続けるうちに気になることが2つ出てきます。割れそうで扱いにくいことと、吹きこぼれです。そこで選んだのが、鋳物ホーローのストウブでした。替えてからは、2つの悩みがどちらもなくなりました。
落としたら割れそうな陶器の鍋
陶器の鍋は、うっかり落としたら割れてしまいそうで、扱いづらく感じていました。
ガスコンロを汚す吹きこぼれ
もう一つの悩みが、吹きこぼれです。吹きこぼれると、そのたびにガスコンロの掃除が必要になり、困っていました。
検索して見つけたストウブ炊飯
吹きこぼれに困って、鍋でのご飯の炊き方を調べました。そこで見つけたのが、ストウブで炊く方法です。今使っているのは、ご飯を炊くために作られた「ラ・ココット de GOHAN」のMサイズ(16cm・2合炊き)です。

\ わが家と同じMサイズ(2合炊き)はこちら /
楽天でストウブを見る ▶ストウブでのご飯の炊き方

わが家では、ストウブで2合をまとめて炊いています。沸騰するまでは火の元を見守る必要がありますが、ほかのお惣菜を作りながらの「ながら炊飯」なので、めんどうくささはありません。手順は、浸水・沸騰・弱火・蒸らしの4つだけ。ポイントは、沸騰するまでふたを外しておくことです。水の量は、お米の2割増しくらい。新米のときは少なめにして、お米と同じくらいにしています。わが家の炊き方を、順番に紹介します。

30分から60分の浸水
お米を研いだら、2割増しくらいの水を入れて、鍋の中で浸します。時間は30分以上、できれば60分浸しています。
ふたを外して中火で沸騰まで
ふたを外したまま、中火にかけて沸騰するのを待ちます。この間は火の元を見守りますが、隣でお惣菜を作りながらです。ふたがないので、吹きこぼれる前に気づけるのがいいところ。陶器の鍋のころに困っていた吹きこぼれは、これでなくなりました。
弱火10分と最後の10秒の強火
沸騰したら、全体をかき混ぜてからふたをして、弱火にします。あとはタイマーを10分にセットして待つだけ。最後の10秒だけ強火にして、鍋の中の余分な水分を飛ばします。
10分の蒸らしで完成
火を止めたら、ふたをしたまま10分蒸らせば、ツヤツヤご飯の炊き上がりです。浸水のあとは30分ほどなので、お惣菜を作っている間に炊けます。
炊いたご飯は一食ずつ冷凍保存

炊飯器がないと、炊いたご飯をどうするのか気になる方も多いと思います。わが家では、炊き上がったらすぐに一食ずつ分けて冷凍しています。食べたいときにレンジで温めれば、炊き立てのご飯が食べられます。
マーナの冷凍ご飯ケース
冷凍には、マーナの冷凍ご飯ケースを使っています。一食分ずつ入れられるので、食べる分だけ取り出せます。

レンジで温めて炊き立ての味
食べるときは、冷凍庫から出してレンジで温めるだけ。炊き立てのご飯が食べられます。
保温しないという昔からの習慣
炊飯器があったころから、ご飯は保温しない派でした。おひつに移すか、冷凍するかのどちらかです。だから、炊飯器で炊かなくてもいいかなと思えたのだと思います。
炊飯器なし生活でよかったこと

炊飯器を手放して15年。困ったことは特にありません。よかったと思うのは、台所に炊飯器の置き場所がいらないこと、お手入れがラクなこと、そして「ながら炊飯」で炊けることです。炊飯器なし生活のよさを3つ紹介します。
台所に炊飯器の置き場所いらず
わが家のキッチンは広くないので、炊飯器を手放したことで、台の上が広く使えるようになりました。買い替える家電も一つ減りました。
お手入れは鍋を洗うだけ
ストウブは、使ったあと鍋全体を洗うだけで済みます。炊飯器は、細かいパーツを外して洗って、また取り付けるのがめんどうくさいもの。炊飯器で炊いていたころは、ついついお手入れがおろそかになりがちでした。
浸水のあとは30分ほどで炊き上がり
沸騰までと、弱火10分、蒸らし10分。浸水さえしておけば、30分ほどでご飯が炊けます。ほかのお惣菜を作りながらの「ながら炊飯」なので、めんどうくささはありません。
ストウブご飯のよくある質問

炊飯器なしでご飯を炊くと聞くと、手間がかからないか、失敗しないかと気になるものです。私も陶器の鍋のころは、吹きこぼれに悩みました。15年続けてきて分かったことを、よくある疑問への答えとしてまとめます。
ストウブ以外の鍋で炊くとき
ご飯は、ストウブ以外の鍋でも炊けます。私も最初は陶器のご飯鍋でした。陶器の鍋からストウブに替えて、割れる心配と吹きこぼれの悩みがなくなりました。
吹きこぼれを防ぐコツ
わが家では、沸騰するまでふたを外しておくことで防いでいます。沸騰したのを見てから全体を混ぜ、ふたをして弱火にすれば、コンロが汚れることはありません。
雑穀米を炊くとき
雑穀米も、白いご飯と同じ手順で炊けます。わが家では、十五穀ごはんを混ぜて炊く日もあります。雑穀の量は、袋に書いてある「白米1合に大さじ1杯」が目安です。
1合だけ炊きたいとき
ラ・ココット de GOHANには、1合炊き用のSサイズもあります。わが家は3人暮らしなので、2合をまとめて炊いて冷凍するMサイズがちょうどいいです。
毎日鍋で炊く手間
毎日炊いているわけではありません。息子がどのくらい食べるかにもよりますが、炊くのは1日から3日ごとです。一食ずつ冷凍しておけば、炊かない日も困りません。
炊飯器がなくて困ること
15年たった今も、困ったことは特にありません。
炊飯器なし生活のまとめ

計画停電への備えから始まった鍋炊きは、15年たった今もわが家の当たり前です。炊飯器を手放しても、ストウブが一つあれば困らない。それが、長く続けてきた私の答えです。
- 計画停電がきっかけのお鍋ご飯
- 1年使わずに手放した炊飯器
- 吹きこぼれないストウブ炊飯
- 浸水・沸騰・弱火・蒸らしの4手順
- 一食ずつ冷凍して炊き立ての味
炊飯器の置き場所に困っていたり、保温をほとんど使っていなかったりするなら、一度お鍋で炊いてみませんか。手持ちの鍋で試してみて、続けられそうだと思えたら、手放すかどうかを考えても遅くありません。
\ 公式ショップなら色も選べます /
楽天でストウブを見る ▶

