
洗濯機の買い替えで、洗剤の自動投入を付けるか迷っていませんか?
洗濯機の買い替えでいちばん迷ったのが、洗剤の自動投入でした。同じシリーズでも、付いているモデルと付いていないモデルでは、値段が約1万円違います。
わが家が選んだのは、日立のビートウォッシュ(BW-V100M・10kg)の自動投入なしです。ずっとジェルボールを使っていて、ポンと入れる気軽さが気に入っていたからです。選ぶまでに比べたこと、買った値段、1年使った感想をまとめます。
- 自動投入なしを選んだ3つの理由
- 縦型とドラム式の値段の差
- 洗濯機選びの基本と、わが家の決め手
- ケーズデンキで買った値段
- 1年使った正直な感想
自動投入は便利そう。でも、本当に約1万円の価値があるのかな。
私も、めんどくさがりな自分の胸に手を当てて、よーく考えました。
自動投入なしを選んだ結論

先に答えをまとめます。わが家にとって、洗剤の自動投入はなくても困らない機能でした。決め手になった理由は、次の3つです。
ジェルボールの気軽さが好き
洗剤は、ずっとボールドのジェルボールを使っています。計らずに、ポンと入れるだけ。この気軽さが気に入っています。
タンクの手入れが増える
自動投入のタイプは、洗剤を入れておくタンクを外して洗う手入れが必要です。手入れする部品は、少ないほうがいいと考えました。
値段の差は約1万円
お店で見たときは、自動投入のある・なしで、値段が1万5000円くらい違いました。わが家が買ったBW-V100Mと、同じ機種に自動投入が付いたタイプのBW-X100Mの、当時の値段を価格.comで調べ直すと、次のとおりです。
| BW-V100M(わが家) | BW-X100M(自動投入付き) | 差 | |
|---|---|---|---|
| 洗剤の自動投入 | なし | あり(液体洗剤・柔軟剤) | ― |
| 容量 | 10kg | 10kg | ― |
| 2025年7月の平均価格 | 約14万8800円 | 約16万600円 | 約1万1800円 |
| 2025年7月の最安値 | 約13万8000円 | 約14万4500円 | 約6500円 |
BW-V100MとBW-X100Mの価格推移を見ると、ネットでの差は6000円〜1万2000円ほど、おおよそ1万円前後でした。お店で見た差とは少し違いますが、どちらにしても自動投入の分だけ高くなることは同じです。日立の公式サイトを見ると、2つの機種は同じ10kgのビートウォッシュで、違いは主に液体洗剤・柔軟剤の自動投入が付いているかどうかです。
縦型かドラム式かの比較

8年使った洗濯機の調子が悪くなったので、壊れる前に買い替えることにしました。最初に決めたのは、縦型にするか、ドラム式にするかです。
10kgは外せなかった
毛布や寝具を家で洗うので、10kg洗えることは最初から決めていました。
ドラム式との値段の差
ドラム式は乾燥までしてくれるので、家事がぐんとラクになります。ただ、値段は縦型より高め。買えない値段ではないけれど、労力と時間をお金で買うか、迷いどころでした。日立とパナソニックのドラム式の、買った時期(2025年7月)の値段を調べ直すと、次のとおりです。
| メーカー | 機種(洗濯/乾燥) | 自動投入 | 2025年7月の平均価格 | 2025年7月の最安値 |
|---|---|---|---|---|
| 日立 | ビッグドラム BD-SG110KL(11kg/6kg) | なし | 約17万5800円 | 約16万5200円 |
| パナソニック | NA-SD10HAL(10kg/5kg) | なし | 約19万8000円 | 約18万8400円 |
| パナソニック | NA-LX127DL(12kg/6kg・当時見ていた上位機種) | あり | 約27万1300円 | 約24万5400円 |
| (参考)日立 縦型 | ビートウォッシュ BW-V100M(10kg・乾燥なし) | なし | 約14万8800円 | 約13万8000円 |
当時の私には、ドラム式は縦型の3倍くらいに見えていました。調べ直すと、同じくらいの容量なら1.2〜1.3倍、上位の機種でも2倍近くでした。
干してしまうのは手作業で
息子の部活の洗濯物がなくなり、1日の洗濯物の量が減りました。手で干す手間も、少なくて済みます。干す・しまうは手作業で続けることにして、縦型に決まりです。
日立とパナソニックの比較

前のSHARPは、穴なし槽タイプでした。ところが、洗濯槽の洗浄が思いのほかめんどくさかったのです。槽の外側を洗う方法で、排水ホースの取り扱いなど手順が多く、今回はシャープを候補から外しています。そこで、縦型の10kgで、日立のビートウォッシュにするか、パナソニックにするか。ずっと悩んでいたので、ただ悩むのではなく、性能と値段を具体的に比べてみました。
くらべた2つの機種
比べたのは、どちらも10kgで、洗剤の自動投入が付いた2つの機種です。当時ネットで調べた内容は、次のとおりでした。
| パナソニック NA-FA10K3 | 日立 BW-X100W | |
|---|---|---|
| 容量 | 10kg | 10kg |
| 洗剤の自動投入 | あり | あり |
| うたっている洗い方 | スゴ落ち泡洗浄 | ナイアガラビート洗浄 |
| 当時のネットの値段 | 9万2646円(家電量販店) | 9万2000円前後 |
機能はほぼ同じくらい
比べてみると、備えている機能は、おそらく同じくらい。迷いどころは、自動投入をどこまで望むかだと分かりました。
選んだのは日立のビートウォッシュ
数か月迷った末に、日立のビートウォッシュに決めました。決め手を思い出すのに少し時間がかかりましたが(汗)、操作ボタンの位置でした。パナソニックは奥、日立は手前にあります。手前のほうが押しやすい、と感じました。そして最後まで悩んだのが、自動投入を付けるかどうかです。
自動投入がいらない理由

自動投入が便利なのは、分かっていました。それでも付けなかった理由を、公式の情報と合わせてまとめます。
自動投入は便利な機能か
自動投入は、タンクに洗剤を入れておくと、毎回ちょうどいい量を入れてくれる機能です。日立の公式サイトでは、タンクに入れられるのは液体の合成洗剤と柔軟剤とされています。計る手間がなくなるのは、液体洗剤を使う人にとって大きな便利さです。でも、わが家はジェルボール派。ジェルボールを使い続けるなら、自動投入の出番はない、と決められました。
タンクの手入れは2〜3か月に1回
日立の縦型ビートウォッシュの取扱説明を見ると、自動投入部のお手入れの目安は2〜3か月に1回。タンクを外して、ふたやタンクを洗い、40℃くらいのお湯で「お手入れ運転」もします。めんどくさがりの私には、手入れする部品は少ないほうがいい、という結論でした。
約1万円の差をどう考えるか
値段の差は、約1万円。ジェルボールの気軽さと、手入れの少なさを考えて、わが家は自動投入なしのほうを選びました。
\ わが家で使っているジェルボール /
楽天ROOMで見る ▶ケーズデンキで買った値段

機種が決まったら、次はどこで買うかです。わが家は、家電は価格.comで「型落ち」を安く狙うのがいつものやり方です。
価格.comのかごまで入れた
価格.comでも、設置や古い洗濯機の回収、リサイクルに対応しているお店がありました。実際に買い物かごまで入れましたが、入力を間違えたらと思うと、最後の「ポチッ」が押せませんでした。
対面で買う安心を選んだ
本体の値段、設置、古い洗濯機の回収、リサイクル料金。もろもろ考えて、お店で対面で買うほうが安心だと思い、ケーズデンキへ行きました。
設置と回収込みで12万7000円
店頭の表示は、設置・回収込みで13万5000円くらい。値引きしてもらい、リサイクル料金も含めて12万7000円でした。当時は、価格.comで買っても同じくらいだったかな、と思っていました。
| 項目 | わが家の場合 |
|---|---|
| 買った機種 | 日立 ビートウォッシュ BW-V100M(10kg・自動投入なし) |
| 買ったお店 | ケーズデンキ(店頭で購入) |
| 店頭の表示 | 約13万5000円(設置・回収込み) |
| 支払った金額 | 12万7000円(値引き後・リサイクル料金込み) |
| 支払い方 | カード一括(特別費の口座から) |
支払いは、特別費の口座から出しました。大きな出費でも、家計は慌てずに済んでいます。
では、あのとき価格.comで買っていたら、いくらだったのか。当時の値段と、設置・回収・リサイクルの費用を足して、比べてみました。
| お店(ケーズデンキ・実際) | 価格.com(予想) | |
|---|---|---|
| 本体 | 12万7000円にすべて込み | 約13万4400円 |
| 設置 | 込み | 数千円ほど(例:7370円〜) |
| 古い洗濯機の収集運搬 | 込み | 2750円ほど(例) |
| リサイクル料金(シャープ製) | 込み | 2530円 |
| 合計 | 12万7000円 | 約14万〜14万7000円 |
本体の最安値は価格.comの価格推移、リサイクル料金は家電リサイクル券センターで確かめました。収集運搬はシャープの公式通販の例(設置付きで2750円)、設置は価格.comのショップの表示の例です。
この結果には、少しびっくりしました。ただ、あくまで「もし価格.comで買っていたら」の予想なので、お店のほうが安かったとまでは言い切れません。それよりも良かったのは、購入から配送の日まで、その場で決められたこと。何度も連絡をやり取りする手間が省けて、気がラクでした。
1年使った正直な感想

2025年の夏に使い始めて、1年ほどたちました。使ってみて感じたことを、良かったことも、そうでもないことも、そのまま書きます。
日常の汚れはよく落ちる
ビートウォッシュは、洗浄力の良さをうたっている洗濯機です。わが家の日常の汚れなら、よく落ちています。
毛布や寝具も家で洗える
10kgなので、毛布や寝具も自宅で洗えています。
入り口が広く奥まで手が届く

身長155cmの私が、地味に良かったと感じた点です。洗濯槽の入り口が広く、洗濯物を入れやすい。洗濯機の高さも低めで、槽の奥まで手が届き、取り出しやすいです。
細かい機能はあまり使わない
いろいろな細かい機能が付いていますが、あまり使わないことが多いです。使う機能は、思ったより限られていました。
洗濯機選びの基本の項目

洗濯機を選ぶときに見る項目を、家電店の選び方ガイドとメーカーの公式サイトで調べ直しました。一般的な項目と、わが家の場合を並べてみます。
置き場所に入る大きさ
価格.comの洗濯機の選び方ガイドでは、玄関や廊下などの搬入経路を必ず確かめ、蛇口の位置や防水パンの形にも注意するよう書かれています。ジャパネットの縦型洗濯機の選び方ガイドにも、容量が大きくなるほど本体も大きくなるので、搬入経路と置き場所の寸法を買う前に測っておくように、とあります。
家族に合う容量
ジャパネットのガイドによると、洗濯物の目安は1人1日およそ1.5kg。容量ぎりぎりまで詰めると汚れが落ちにくいので、余裕のある大きさをすすめています。わが家は3人暮らしで、毛布や寝具も家で洗うので、10kgにしました。
本体の値段
同じ縦型の10kgでも、メーカーや機種で値段は変わります。わが家が買ったのと同じ「10kg・乾燥なし・自動投入なし」の各メーカーの機種を、価格.comの価格推移で、買った時期(2025年7月)の値段に合わせて比べてみました。
| メーカー | 機種(10kg・自動投入なし) | 2025年7月の平均価格 | 2025年7月の最安値 |
|---|---|---|---|
| パナソニック | NA-FA10H5 | 約13万7400円 | 約12万7300円 |
| シャープ | ES-GV10K | 約13万8700円 | 約12万5900円 |
| 日立(わが家) | BW-V100M | 約14万8800円 | 約13万8000円 |
| 東芝 | ZABOON AW-10DHB5 | 約18万9400円 | 約18万円 |
同じ10kgでも、平均価格で約13万7000円〜約18万9000円と、5万円ほどの開きがありました。発売されたばかりの機種は、値段が高めのことがあります。シャープは手ごろな値段でしたが、洗濯槽の洗浄の手間を思い出して、今回は選びませんでした。ドラム式との値段の差は、上の「縦型かドラム式かの比較」の表のとおりです。
家電の値段は、時期によって大きく変わります。わが家のBW-V100Mも、型落ちになった今(2026年10月8日時点)は、価格.comの最安値で約9万9000円まで下がっていました。最新の値段は、価格.comなどで確かめてみてください。
メーカーが力を入れる機能
縦型洗濯機の主なメーカーが、特に力を入れている洗い方や機能をまとめました。
| メーカー | 縦型の主なシリーズ | 力を入れている洗い方・機能 |
|---|---|---|
| 日立 | ビートウォッシュ | ナイアガラ ビート洗浄(大流量のシャワーと回転羽根で洗う) |
| パナソニック | 全自動洗濯機 | 泡洗浄(洗剤を泡立て、汚れを包んで落とす) |
| 東芝 | ZABOON | ウルトラファインバブル洗浄、低振動・低騒音 |
| シャープ | 全自動洗濯機 | ステンレス穴なし槽、プラズマクラスター(一部の機種) |
ガイドでは、操作パネルの位置も選ぶポイントに挙げられています。縦型には、操作パネルが手前にあるタイプと奥にあるタイプがあるそうです。
使ってみないと分からない差
こうして並べると、どのメーカーも洗浄力に工夫をしています。でも、細かい洗浄力などの差は、使ってみないと判断がつきません。実際に1年使ってみて、日常の汚れなら十分に落ちています。
- 値段
- 操作ボタンの位置(手前のほうが押しやすい)
- 洗剤の自動投入が必要か(ジェルボール派なので不要)
わが家は、カタログの細かい機能よりも、値段と、毎日さわる部分、自分の使い方に合うかどうかで決めました。
洗濯機選びのよくある質問

わが家が迷ったことと、あとから公式の情報で確かめたことをまとめます。
自動投入付きでもジェルボールは使える
日立の公式サイトでは、ジェルボールは計らずに洗濯槽にそのまま入れて使う洗剤とされています。洗剤を入れる手動の投入口に入れると、フィルムが溶けきらずに詰まることがあるそうです。また、予約運転では使わないよう案内されています。自動投入付きの機種でも、自動投入を使わないときは設定を解除するよう、取扱説明書で案内されているものがあります。お使いの機種の取扱説明書で確かめてください。
自動投入タンクの手入れの頻度
日立の縦型ビートウォッシュの取扱説明では、目安は2〜3か月に1回です。洗剤や柔軟剤の種類を変えたときや、自動投入を1か月以上使わなかったときにも、お手入れが必要とされています。
洗濯機の買い替えのタイミング
わが家は、8年目に入った洗濯機が、エラーで止まる回数が増えたのがきっかけでした。壊れてからでは毎日の洗濯に困るので、早めに動いています。
ネットとお店のどちらで買うか
わが家は、価格.comで値段を調べたうえで、お店で買いました。設置や回収まで対面で相談できる安心を取りました。あとで設置やリサイクルの費用まで足して予想してみると、お店のほうが安かった可能性もあります。何より、購入から配送の日までその場で決められて、連絡のやり取りの手間が省けました。
古い洗濯機のリサイクル料金
経済産業省の家電リサイクル制度のページによると、洗濯機は家電リサイクル法の対象です。買い替えのときは、新しく買うお店に古い洗濯機の引き取りを頼めます。料金は、メーカーごとのリサイクル料金と、お店ごとの収集運搬料金の2つです。わが家は、リサイクル料金も含めた金額で買いました。
洗濯機の買い替えまとめ

洗剤の自動投入は、便利な機能です。でも、ジェルボール派で、手入れを増やしたくないわが家には、なくても困らない機能でした。新しい洗濯機には、10年は頑張ってほしいと思っています。
- 自動投入のある・なしの差は約1万円
- ジェルボール派なら自動投入の出番なし
- タンクの手入れは2〜3か月に1回
- ケーズデンキで設置・回収込み12万7000円
- 入り口が広く奥まで手が届く
洗濯機の買い替えを考えているなら、まずは今使っている洗剤を見てみてください。ジェルボール派なら、自動投入なしという選び方もあります。長く使う道具の話では、ストウブでご飯を炊く暮らしも書いています。
\ わが家で使っているジェルボール /
楽天ROOMで見る ▶本記事は、筆者が2025年の夏に洗濯機を買い替えたときの体験と、2026年10月時点で確認した公開情報をまとめたものです。価格や機能、お手入れの方法は、機種や時期によって異なります。お使いの機種の取扱説明書や、メーカー・販売店の最新の情報をご確認ください。

