
固定費の見直し、どこから手をつければいいか迷っていませんか?
わが家は長年、共働きです。再雇用で働いていた夫が65歳を迎えるころ、自分たちの老後のために固定費の見直しを始めました。息子が社会人になって生計を分けたので、見直しやすいタイミングでもありました。
見直した固定費は、自動車保険、生命保険、通信費、光熱費など7項目。1年で49万円、月にすると約4万円の削減になりました。
- 50代で家計を見直したい
- 子どもの独立や年金生活が近い
- 固定費の何を見直せばいいか知りたい
- 見直した人の実際の金額が知りたい
子どもの独立や、家族が年金生活になるなど、暮らしが変わるタイミングで月々の生活費を見直したい。でも、何からどう進めたらいいのか迷っている。そんな方の参考になればと思い、わが家の状況をまとめました。
固定費見直しの結論

先に、わが家の答えをまとめます。見直した7項目と、1年で減った金額は次のとおりです。
7項目で年49万円減
| 見直したもの | 見直す前 | 見直した後 | 1年で減った金額 |
|---|---|---|---|
| 自動車保険 | 年約25万円 | 年約3万円 | 約22万円 |
| 生命保険・入院保険 | 夫婦で月1万円 | 0円(解約) | 約12万円 |
| 動画サブスク | 4つ | 2つ | 約5万円 |
| スマホ(格安SIM) | 夫婦で月約5600円 | 夫婦で月約2300円 | 約4万円 |
| 電気・ガス | 年約21万円 | 年約18万円 | 約3万円 |
| 固定電話 | 月2000円 | 0円(解約) | 約2万円 |
| パソコンのウイルス対策ソフト | 年1万円 | 0円(解約) | 約1万円 |
| 合計 | 約49万円 |
月にすると約4万円の削減
合計は年約49万円。月にすると、約4万円です。一度見直せば、この金額が毎月の支出から減り続けます。
一番効いたのは自動車保険
7項目の中で一番効いたのは、自動車保険です。1つで年21万円以上減り、全体の4割をこえました。ただ、車のことは夫の担当だったので、保険料の見直しに夫の理解を得るのが大変でした。
見直しの進め方

見直そうと思ったきっかけは、最初に書いたとおり、夫の年金生活へのそなえです。では、実際にどう進めたのか。わが家のやり方をまとめます。
家計簿から一覧表に書き出した
まずは、家計の今の状態を知るために、家計簿を眺めて、毎月決まって出ていくお金を一覧表に書き出しました。サブスクというと動画配信ばかりを思い浮かべます。でも、月々決まってお金がかかるものと考えると、保険も通信費もサブスクと見ることができると思います。
金額を見て衝撃を受けた
まとめた一覧表の数字を見ていると、「これだけの項目で、こんなに払っているのか!」と衝撃を受けました。この衝撃が、見直しの原動力になりました。
満足しているかで決めた
一覧表を見ていくと、「金額が高くても、必要で満足しているもの」「登録しているけど、あまり満足していないもの」「必要な支出だけれど、金額が高いと思うもの」と、自然にランクづけができました。どの項目も、使っていて自分が満足しているかという目で、続けるかやめるかを決めています。動画系のサブスクは、機能が重なっているものや、登録していてもあまり使っていないものを見直しました。
保険の見直しで年34万円減

7項目のうち、金額が一番大きかったのは保険です。自動車保険と生命保険で、合わせて年約34万円減りました。
自動車保険は年21万円減
自動車保険は、長いあいだディーラー任せでした。見直す前は、車両保険も付けて月約2万円、年約25万円。満期の2か月前に保険証券を開き、5社の見積もりを比べて、年約3万円になりました。7項目の中で一番めんどうだったのが、この自動車保険です。くわしい手順は、自動車保険の見直しの記事にまとめています。
5社の見積もりを比べた
見直すときは、一括見積もりで5社から見積もりを取りました。どこも年3万円前後で、車両保険を付けても年5万〜6万円でした。それまでのディーラーの保険が、だいぶ高かったのだと知りました。
生命保険と入院保険は解約
子どもの独立をきっかけに、夫婦で月1万円払っていた生命保険と入院保険を、すべて解約しました。減ったのは年12万円です。解約の手続きはラクでしたが、解約するかどうかは、公的な保障を調べてから決めています。考えた順番は、生命保険の見直しの記事に書きました。
スマホと電話とパソコン

通信のお金は、1つずつは小さくても、毎月かかります。わが家はスマホ、固定電話、パソコンの3つを見直しました。
格安SIMで年4万円減
夫婦2人分のスマホ代は、月5600円から月2290円になりました。1年で約4万円の差です。今は日本通信SIMを使っています。乗り換え方を説明しているサイトを参考にしながら、自分で乗り換えました。良いところも困ったところも、日本通信SIMを2年使った記事にまとめています。
固定電話の解約で年約2万円減
ほとんど使っていなかった固定電話は、解約しました。月2000円、年約2万円の削減です。電話10分ほどで手続きが終わりました。登録先の変更を忘れて困ったことも含めて、固定電話の解約の記事に書いています。
ウイルス対策ソフトをやめた
パソコンのウイルス対策ソフトは、パソコン3台分で年1万円払っていました。でも、今のパソコンには守りの仕組みが元から入っていると知り、解約しました。
電気ガスとサブスク

毎月の暮らしにかかる電気・ガスと、動画のサブスクも見直しました。
電気とガスで年3万円減
ポイントにつられて選んでいた楽天でんき・楽天ガスから、東京ガスに切り替えました。ガスだけでなく、電気も東京ガスと契約しています。1年分の明細を並べると、電気とガスで年約3万円減っていました。単価の比べ方は、電気ガスの乗り換えの記事にまとめています。
動画サブスクを4つから2つに
動画のサブスクは、4つから2つに減らしました。月4000円ほど、年約5万円の削減です。やめるだけで済んだので、一番ラクな見直しでした。
子どものスマホ代は本人払いに
息子の就職を機に、私のカードで払っていた息子のスマホ代も、本人払いにしました。月5000円ほどですが、これは家族の中で払う人が変わっただけなので、49万円には数えていません。支払いを分けた話は、子どもの就職を機に支払いを分けた記事に書いています。
固定費見直しのよくある質問

固定費の見直しについて、私が迷ったことや、聞かれそうなことをまとめます。
固定費とはどんなお金
毎月や毎年、ほぼ決まった金額が出ていくお金のことです。保険料、スマホ代、電気・ガス代、サブスクなどがあります。一度見直すと、効果がずっと続くのが、食費などの節約との違いです。
固定費は何から見直す
わが家が最初に手をつけたのは、格安SIMです。自分ひとりで決められるものから始めました。一番効いた自動車保険は、夫の担当だったので、夫の理解を得てから見直しました。家族と相談が必要なものは、時間がかかると思っておくとあせらずに済みます。
50代から見直す意味はある
わが家は、年金生活に入る前に見直すことに意味があると考えました。収入が減ってからでは、選べる手が少なくなるかもしれません。今のうちに支出を下げておけば、浮いた分を老後資金に回せます。
保険をやめて不安はない
解約する前に、高額療養費制度や遺族年金など、公的な保障を調べました。納得してから解約し、今は貯蓄で備えています。ただ、必要な保障は家族によって違います。わが家の考え方は、生命保険の見直しの記事にまとめました。
格安SIMで困ったことはある
あります。昼の時間帯に通信が遅くなることや、外でメルカリの画面が表示されにくいことです。わが家は使い方の工夫で困らずに使えています。くわしくは日本通信SIMの記事に書きました。
固定費はどうやって確かめる
わが家はマネーフォワードMEで、カードや銀行の支払いを自動で記録しています。今回、自動車保険の見直す前の金額も、マネーフォワードMEの記録で確かめました。使い方はマネーフォワードMEの記事にまとめています。
固定費見直しのまとめ

7項目の固定費を見直して、わが家は年49万円減りました。一番効いたのは自動車保険でした。夫の年金生活にそなえて、浮いた分は老後資金に回します。
- 7項目で年約49万円減
- 一番効いたのは自動車保険
- 一覧表に書き出して始めた
- 通信費はスマホと電話とパソコン
- 電気ガスは東京ガスにまとめた
固定費の見直しは、一度やれば効果が続きます。まずは、毎月の支払いを書き出して、金額の大きいものから見てみてください。気になる項目があれば、それぞれの記事もあわせて読んでみてください。
本記事は、筆者の家庭で固定費を見直した体験と、それぞれの記事に書いた数字をまとめたものです。料金や保障の内容は、契約やサービス、時期によって異なります。見直すときは、各社の最新の情報をご確認ください。

